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過去問を解く

電気通信主任技術者 学習ガイド 20

電気通信主任技術者の過去問勉強法解くだけで終わらない3周法と誤答分析

過去問の目的は、正解番号を覚えることではありません。「何を手掛かりに判断するか」を身につけ、言い換えられても答えられる状態にすることです。公式問題と正答を基準にし、解説では正しい選択肢だけでなく誤りの箇所も確認します。

3周診断・理解・本番練習
判断要素問題形式に合わせて確認
4分類誤答原因を記録
3回復習翌日・1週後・1か月後

30秒で分かる結論

過去問の使い方のポイント

結論

1周目は時間を気にせず出題範囲を知り、2周目は問題形式に応じた判断要素の理由を説明し、3周目は年度別に時間を測ります。通常の四択は各肢、A〜Cの組合せ問題はA・B・C、複数空欄は各空欄の根拠を確認し、同じ解説を不必要に繰り返しません。

過去問の目的は、正解番号を覚えることではありません。「何を手掛かりに判断するか」を身につけ、言い換えられても答えられる状態にすることです。公式問題と正答を基準にし、解説では正しい選択肢だけでなく誤りの箇所も確認します。

THREE ROUNDS

同じ問題でも周回ごとに目的を変える

1周目は、知らない言葉へ印を付けながら最後まで進みます。正答率が低くても、出題地図を作れれば成功です。2周目は問題形式に合わせて判断要素を確認します。通常の四択は各肢の根拠を確認しますが、A〜Cの組合せ問題は8個の組合せ肢を繰り返さずA・B・Cを一度ずつ判定します。複数空欄の共通解答群は用語説明を一度にまとめ、各空欄では当てはまる理由を確認します。

例えばWDMの空欄問題で正答がAWGだった場合、「6番」と覚えるのではなく、WDM(Wavelength Division Multiplexing、ダブリューディーエム)は波長分割多重、AWG(Arrayed Waveguide Grating、エーダブリュージー)は波長を合波・分波する回路、と役割まで説明します。EDFA(Erbium-Doped Fiber Amplifier、イーディーエフエー)は光を増幅する装置なので、違いまで言えれば選択肢の順番が変わっても対応できます。

1周目

診断する

調べずに解き、知らない用語と苦手分野を見つけます。

  • 点数より範囲
  • 解説で土台作り
2周目

理由を説明する

正解肢と誤り肢の違いを一言で説明します。

  • 主語・条件
  • 数値・役割
3周目

本番化する

年度別に解き、時間・順番・見直しを練習します。

  • 迷いへ印
  • 終了後に原因分析

ERROR LOG

誤答ノートは問題文を書き写さない

残すのは「誤った理由」と「次回の見分け方」です。長い問題文の転記に時間を使わず、問題番号、論点、誤答原因、正しい判断を1〜3行で記録します。正解しても二択で迷った問題は、偶然正解なので復習対象です。

法規は出題当時と現在で条文が変わる可能性があります。古い問題は当時の正答を確認しつつ、現行法ではどうなるかを最新版教材やe-Govで確かめます。公式正答と自分の教材が食い違うときは、年度と法改正日を先に確認します。

  • 問題ごとに確信○・迷い△・不明×を付け、△も復習する
  • 正答番号ではなく、判断を変えるキーワードを残す
  • 同じ問題の連続解答ではなく、間隔を空けて再現性を確認する

1問につき短く記録し、同じ原因が続くかを見ます。ASEはAmplified Spontaneous Emission(エーエスイー)で、光増幅器内の自然放出光が増幅されて生じる雑音です。

1問につき短く記録し、同じ原因が続くかを見ます。ASEはAmplified Spontaneous Emission(エーエスイー)で、光増幅器内の自然放出光が増幅されて生じる雑音です。
原因記録例次の行動
知識不足ASEは何の雑音か不明正式名称と発生場所を確認
用語混同AWGとEDFAを逆にした合分波と増幅を比較
計算dBの符号を誤った式・単位・増減を確認
読み違い誤っているものを見落とした設問要求へ丸を付ける

ACTION

理解を次の行動へつなげる4ステップ

  1. 1
    最新年度を診断に使う

    受験科目を一度解き、分野別の現在地を測ります。

  2. 2
    科目別に2周する

    通常の各肢、組合せの各文章、複数空欄の各根拠など、問題形式に合う判断要素を確認します。

  3. 3
    誤答を4分類する

    知識・混同・計算・読解のどこを直すか決めます。

  4. 4
    年度別で本番練習する

    時間を測り、合格基準を安定して超えるまで弱点へ戻ります。

実際の問題で理解を確認年度・科目・問題を選び、間違いリストやブックマークを使って復習できます。
過去問で復習法を試す

CAUTION

避けたい3つの失敗

01

答えの番号を覚える

選択肢の順番や表現が変わると解けません。用語の役割まで説明します。

02

正解した問題は復習しない

迷って当たった問題は未定着です。確信度も記録します。

03

古い法規をそのまま覚える

試験年度と法改正を確認し、現行法との差を整理します。

FAQ

過去問の使い方についてよくある質問

過去問は何年分解くべきですか?

まずこのサイトに収録している令和3〜7年度の全10回を使い、直近回を重点的に反復します。回数を増やすより、問題形式ごとの判断要素を説明できることが先です。

何周すれば十分ですか?

回数そのものではなく、初見に近い状態でも根拠を説明できるかで判断します。目安として診断・理解・本番練習の3周に役割を分けます。

過去問だけで勉強できますか?

基礎がある人には有効ですが、初学者は用語や仕組みを説明する教材も必要です。法規は現行法の確認も組み合わせてください。

公式情報・最終確認日

試験制度・数値は2026年9月3日に公式情報で確認しました。勉強時間、学習順、得点目標、仕事への活かし方は資格ナビ編集部による学習上の目安で、合格・就職・待遇を保証するものではありません。

日本データ通信協会「試験問題・正答」(新しいタブで開く)日本データ通信協会「合格基準及び試験問題・正答の公表」(新しいタブで開く)日本データ通信協会「試験科目と出題範囲」(新しいタブで開く)

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過去問の使い方と一緒に読むと、試験制度や学習内容をつなげて理解できます。
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NEXT STEP

理解したら、次の記事か過去問へ

用語・仕組み・問題を往復し、知らない言葉を一つずつ減らしましょう。