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過去問を解く

電気通信主任技術者 学習ガイド 25

電気通信主任技術者の略語・専門用語集読み方・英語の正式名称・意味を高校生にも分かる言葉で解説

略語は英字を暗記するより、①どう読むか、②何の英語を短くしたか、③通信のどこで何をするか、の3点で覚えます。例えばDNSは「ディーエヌエス」、Domain Name Systemの略で、人が使う名前を通信機器が扱うIPアドレスへ結び付ける仕組みです。

3点セット読み・正式名称・役割
3グループ網・光線路・品質管理
28語最初に押さえる主要略語
比較で定着似た役割を横並び

30秒で分かる結論

略語・専門用語集のポイント

結論

略語カードの表に「略語/読み方/正式名称/一言の役割/比較する語」を書きます。ネットワーク、光・線路、品質・管理の3群に分類すると、似た英字でも混同しにくくなります。以下の表を入口に、過去問で出た文脈を追記してください。

略語は英字を暗記するより、①どう読むか、②何の英語を短くしたか、③通信のどこで何をするか、の3点で覚えます。例えばDNSは「ディーエヌエス」、Domain Name Systemの略で、人が使う名前を通信機器が扱うIPアドレスへ結び付ける仕組みです。

NETWORK

ネットワーク・電話で使う略語

IPアドレスはネットワーク上の住所、DNSは名前から住所を探す案内帳、TCPとUDPはデータの運び方、SIPはIP電話の呼を始めたり終えたりする合図、と身近な役割へ置き換えます。正式名称の日本語直訳だけでなく、実際に何をするかを言える状態が目標です。

一つの通信には複数の仕組みが順番に働きます。例えばIP電話なら、DNSで相手先を探し、SIPで通話の開始を調整し、IPネットワークで音声データを運びます。このように略語を単独で覚えず、通信の流れの中で担当を考えると、初めて見る文章でも役割を推測しやすくなります。

カタカナ読みには一般的な読みを示しています。ENUMは略字を一語として読む規格名です。

カタカナ読みには一般的な読みを示しています。ENUMは略字を一語として読む規格名です。
略語・読み正式名称やさしい意味
IP(アイピー)Internet Protocolデータを宛先へ届ける基本ルール
TCP(ティーシーピー)Transmission Control Protocol到着を確認し、欠けたデータを再送して順序をそろえる方式。通信断でも必ず届く保証ではない
UDP(ユーディーピー)User Datagram ProtocolUDP自身は到着確認・再送を行わず、遅延を抑えやすい方式
DNS(ディーエヌエス)Domain Name System名前とIPアドレスを対応付ける仕組み
LAN(ラン)Local Area Network家庭・学校・建物など比較的狭い範囲の網
WAN(ワン)Wide Area Network地域をまたいで広く結ぶ網
SIP(シップ)Session Initiation ProtocolIP電話などの通信開始・変更・終了を制御
VoIP(ブイオーアイピー)Voice over Internet Protocol音声をIPネットワークで運ぶ技術
QoS(キューオーエス)Quality of Service遅延や帯域など通信品質を制御する考え方
LTE(エルティーイー)Long Term Evolution高速な携帯電話通信の方式
5G(ファイブジー)5th Generation第5世代の移動通信システム
ENUM(イーナム)E.164 Number Mapping電話番号をインターネット上の識別情報へ対応付ける仕組み
URI(ユーアールアイ)Uniform Resource Identifierネット上の情報資源を名前や場所で識別する表記
NAPTR(ナプター)Naming Authority PointerENUMなどで電話番号からURIを探すDNSレコード

OPTICAL AND LINE

光伝送・線路・品質管理で使う略語

WDMとEDFAはどちらも光伝送で出ますが、WDMは複数波長をまとめる技術、EDFAは光を増幅する装置です。OSNRは信号と雑音の比、BERは送ったビットのうち誤った割合なので、装置ではなく品質を表す指標です。

アルファベットを見たら、技術・装置・測定器・指標・管理手法のどれかを分類します。同じ問題に出る語でも役割の種類が違えば、空欄へ入る候補を絞れます。

英語の各単語と役割を声に出して確認します。

英語の各単語と役割を声に出して確認します。
略語・読み正式名称やさしい意味
WDM(ダブリューディーエム)Wavelength Division Multiplexing波長の違う光を1本のファイバへまとめる技術
TDM(ティーディーエム)Time Division Multiplexing時間を細かく分けて複数信号を順番に運ぶ技術
SDH(エスディーエイチ)Synchronous Digital Hierarchy同期をそろえてデジタル信号を多重伝送する体系
SONET(ソネット)Synchronous Optical Network光同期ネットワークの規格体系
OTN(オーティーエヌ)Optical Transport Network大容量データを光で運ぶ伝送網の枠組み
EDFA(イーディーエフエー)Erbium-Doped Fiber Amplifierエルビウム添加ファイバで光を直接増幅
ASE(エーエスイー)Amplified Spontaneous Emission光増幅器で増える自然放出光の雑音
SNR(エスエヌアール)Signal-to-Noise Ratio信号と雑音の強さの比
OSNR(オーエスエヌアール)Optical Signal-to-Noise Ratio光信号と光雑音の強さの比
BER(ビーイーアール)Bit Error Rate受信ビットのうち誤った割合
OTDR(オーティーディーアール)Optical Time Domain Reflectometer反射光からファイバの損失・故障位置を測る装置
HFC(エイチエフシー)Hybrid Fiber-Coaxial光ファイバと同軸ケーブルを組み合わせた網
PDCA(ピーディーシーエー)Plan-Do-Check-Act計画・実行・評価・改善を繰り返す管理方法
BCP(ビーシーピー)Business Continuity Plan災害時も重要業務を続け早く復旧する計画

MEMORY METHOD

略語カードは比較相手まで書く

TCPにはUDP、WDMにはTDM、EDFAにはラマン増幅器、OSNRにはSNRというように、混同する語を横へ書きます。問題を解くたびにカードを増やすのではなく、既存カードへ新しい違いを追記します。

プロトコルは機器どうしが通信するための約束事、アクセス網は家庭や会社から通信事業者のネットワーク入口まで、コア網は通信事業者の中心部で大量の通信を運ぶネットワークです。指標は品質や性能を数字で比べる物差しです。分類語の意味も一緒に覚えましょう。

読み方に複数の慣用がある語もあります。試験で重要なのは発音の正解を競うことではなく、正式名称と機能を区別することです。声に出して学ぶための手掛かりとして読みを使いましょう。

TYPE

何の種類か

プロトコル(通信の約束事)、装置、測定器、指標(品質を比べる物差し)、管理手法に分類します。

PLACE

どこで使うか

端末、利用者側のアクセス網、通信事業者の中心となるコア網、光線路、設備管理へ配置します。

PAIR

何と違うか

似た語との機能・単位・使う場面の違いを一行で書きます。

  • 英字を隠して日本語の役割から略語を答える
  • 略語を隠して正式名称と役割を答える
  • 1週間後に過去問の文章内で意味を説明する

ACTION

理解を次の行動へつなげる4ステップ

  1. 1
    略語を分野へ分類する

    ネットワーク、光・線路、品質・管理へ分けます。

  2. 2
    読み方と正式名称を書く

    英単語を区切り、それぞれの意味を確認します。

  3. 3
    役割を一文にする

    装置・技術・指標のどれで、何をするか説明します。

  4. 4
    比較語と過去問を結ぶ

    似た語との差を追記し、文章の中で思い出せるか試します。

実際の問題で理解を確認令和3〜7年度の全10回から、受験する試験種別と科目に合わせて問題を選べます。
過去問を選んで解く

CAUTION

避けたい3つの失敗

01

英字の順番だけ覚える

正式名称と役割がないと、空欄・組合せ問題で判断できません。

02

日本語訳だけで満足する

どこで何をする技術・装置・指標かまで説明します。

03

一日に大量のカードを作る

少数を間隔を空けて思い出し、過去問の文脈で使う方が定着します。

FAQ

略語・専門用語集についてよくある質問

略語の読み方も試験に出ますか?

通常は読み方そのものより意味や機能が問われます。ただし読みを知ると声に出して覚えやすくなるため、本記事では正式名称と一緒に示しています。

正式名称を一字一句覚える必要がありますか?

最初は各単語の意味と機能を優先します。頻出語は正式名称まで言えると、未知の選択肢を推測しやすくなります。

略語が同じように見えるときは?

何の種類か、使う場所、入力と出力、単位、比較相手の5点を表にします。例えばEDFAは装置、OSNRは品質指標です。

公式情報・最終確認日

試験制度・数値は2026年9月3日に公式情報で確認しました。勉強時間、学習順、得点目標、仕事への活かし方は資格ナビ編集部による学習上の目安で、合格・就職・待遇を保証するものではありません。

日本データ通信協会「試験科目と出題範囲」(新しいタブで開く)総務省「電気通信主任技術者スキル標準 第2版」(新しいタブで開く)日本データ通信協会「試験問題・正答」(新しいタブで開く)

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略語・専門用語集と一緒に読むと、試験制度や学習内容をつなげて理解できます。
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NEXT STEP

理解したら、次の記事か過去問へ

用語・仕組み・問題を往復し、知らない言葉を一つずつ減らしましょう。