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過去問を解く

電気通信主任技術者 学習ガイド 18

初心者向け電気通信主任技術者の勉強法専門知識ゼロから過去問を解けるまでの4段階ロードマップ

最初から過去問の長い文章や英字略語を全部理解しようとすると挫折しやすくなります。まず「信号が送信側から受信側へどう進むか」という一本道を作り、そこへ装置名、障害対策、法律を付け足すと、初めて見る用語にも居場所ができます。

4段階基礎から過去問まで
1日2語略語を無理なく増やす例
週1回理解度を過去問で確認
1冊化教材と誤答記録を散らさない

30秒で分かる結論

初心者の勉強法のポイント

結論

初学者は、①中学・高校レベルの電気と通信の土台、②電気通信システムの全体像、③選択した設備科目と法規、④過去問反復の順で進めます。分からない略語は読み方・英語・役割を1行で記録し、毎週末に過去問で理解度を測りましょう。

最初から過去問の長い文章や英字略語を全部理解しようとすると挫折しやすくなります。まず「信号が送信側から受信側へどう進むか」という一本道を作り、そこへ装置名、障害対策、法律を付け足すと、初めて見る用語にも居場所ができます。

LEARNING MAP

通信を「届ける仕組み」として学ぶ

スマートフォンで声を送る場面を考えます。声を電気・デジタル信号へ変え、無線基地局からネットワークへ入れ、交換やルーティング(宛先に応じて通る経路を選ぶ処理)で相手を探し、伝送路を通して届けます。この流れが見えると、伝送、交換、IP、線路、電源、設備管理が別々の暗記ではなくなります。

高校物理や数学に不安がある人は、電圧・電流・抵抗、割合、対数の意味から始めます。対数は、大きな比を「何乗すればその値になるか」で扱いやすくする表し方です。式を丸暗記する前に「値が大きくなると何が増えるか」を言葉で説明してください。例えばオームの法則 V=IR は、同じ抵抗なら電流が増えるほど必要な電圧も増える関係です。

FOUNDATION

電気と信号の基礎

電圧・電流・抵抗、直流・交流、周波数、デジタルの0と1を学びます。

  • V=IR
  • 波と周波数
  • ビットとバイト
SYSTEM

通信の全体像

送信、伝送、交換・ルーティング、受信までを一本の図にします。アクセス網は利用者を最初の通信局へ結ぶ部分、コア網は地域間を結ぶ中心部分です。

  • 端末
  • アクセス網
  • コア網
SPECIALTY

設備と管理

伝送交換か線路を選び、機器・施工・保守・障害対応をつなげます。

  • 正常時の動き
  • 故障時の影響
  • 対策
LAW

法規

誰に、どんな義務が、どの条件で生じるかを条文ごとに整理します。

  • 主体
  • 条件
  • 期限・数値

FIRST FOUR WEEKS

最初の4週間は「理解7・問題3」で進める

最初の1か月は点数を競う期間ではありません。過去問で知らない用語を見つけ、基本書や用語集へ戻る往復を練習します。解説を読んで分かった問題にも、翌日もう一度答えられるか確認します。

例えば平日は30〜60分で基礎と用語、休日は2〜3時間で復習と過去問という形にします。時間を確保できない日は、略語カード2枚と前日の誤答1問だけでも続け、学習の間隔を空けすぎないようにします。

  • 略語は「読み方/英語の正式名称/日本語での役割」をセットにする
  • 正解番号ではなく、各選択肢が正しい・誤りの理由を確かめる
  • 日曜に今週の誤答だけを解き直し、翌週の優先順位を決める

学習経験に合わせて進度を調整するための一例です。公式の指定計画ではありません。

学習経験に合わせて進度を調整するための一例です。公式の指定計画ではありません。
中心テーマできるようにすること
1週目電気・デジタル基礎V・A・Ω、周波数、ビットを説明する
2週目通信経路とIP基礎端末から相手までを図にする
3週目設備科目の入口主要設備の役割を一文で言う
4週目法規と過去問設問の主体・義務・条件を抜き出す

ACTION

理解を次の行動へつなげる4ステップ

  1. 1
    試験種別と免除科目を確認する

    実際に受ける科目を確定し、不要な範囲へ時間を使わないようにします。

  2. 2
    基礎用語と通信経路を学ぶ

    端末から相手までの流れへ新しい用語を配置します。

  3. 3
    科目別に過去問を解く

    1テーマを学んだ直後に5〜10問解き、知識の使い方を確認します。

  4. 4
    年度別演習で仕上げる

    本番の科目順・時間を意識し、弱点へ戻る練習をします。

実際の問題で理解を確認令和3〜7年度の全10回から、受験する試験種別と科目に合わせて問題を選べます。
過去問を選んで解く

CAUTION

避けたい3つの失敗

01

略語を英字の並びだけで暗記

正式名称と役割をセットにすると、初見の選択肢も推測しやすくなります。

02

基本書を読み終えるまで問題を解かない

小単元ごとに過去問を使うと、試験で問われる部分が分かります。

03

選択科目を決めず全部学ぶ

伝送交換と線路のどちらを受けるかを先に決め、対象範囲へ集中します。

FAQ

初心者の勉強法についてよくある質問

電気や通信を学んだことがなくても始められますか?

始められます。電圧・電流、割合、周波数、0と1などの基礎から小さく積み上げ、毎週過去問で確認してください。

分からない用語が多すぎるときは?

一度に全部覚えず、その問題を理解するために必要な語を1日2〜5語ほど記録します。読み方、正式名称、役割の3点を一行にします。

最初から時間を測るべきですか?

最初は理由を理解する方を優先します。科目別の正答が安定してから、年度別演習で時間を測りましょう。

公式情報・最終確認日

試験制度・数値は2026年9月3日に公式情報で確認しました。勉強時間、学習順、得点目標、仕事への活かし方は資格ナビ編集部による学習上の目安で、合格・就職・待遇を保証するものではありません。

日本データ通信協会「試験科目と出題範囲」(新しいタブで開く)日本データ通信協会「試験問題・正答」(新しいタブで開く)総務省「電気通信主任技術者スキル標準 第2版」(新しいタブで開く)

RELATED GUIDES

初心者の勉強法と一緒に読むと、試験制度や学習内容をつなげて理解できます。
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NEXT STEP

理解したら、次の記事か過去問へ

用語・仕組み・問題を往復し、知らない言葉を一つずつ減らしましょう。