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送気、潜降及び浮上

潜水士 令和7年 1月~6月実施分 送気、潜降及び浮上 問20

問題・正答・学習用解説

問題

潜水業務に使用する装備又は器具に関し、誤っているものは次のうちどれか。

選択肢

  1. (1)
    水中時計には、現在時刻や潜水経過時間を表示するだけでなく、潜水深度の時間的経過の記録が可能なものもある。
  2. (2)
    さがり綱(潜降索)は、丈夫で耐候性のある素材で作られたロープで、太さ1~2cm程度のものを使用する。
  3. (3)
    全面マスク式潜水用ドライスーツは、ブーツと一体となっており、潜水靴を必要としない。
  4. (4)
    スクーバ式潜水で使用するオープンヒルタイプの足ヒレは、爪先だけを差し込み、踵をストラップで固定する方式である。
  5. (5)
    ヘルメット式潜水の場合、ヘルメット及び潜水服に重量があるので、潜水靴は、できるだけ軽量のものを使用する。

正答と解説

正答:(5)

正答の考え方

正解は選択肢5です。ヘルメット式潜水では、ヘルメットと潜水服内の空気による浮力に対抗し、海底で身体を安定させて歩くため、十分な重量のある潜水靴を使用します。できるだけ軽量の靴を使うという説明は誤りです。

各選択肢の解説

選択肢1

選択肢1は正しい説明です。ダイブコンピューター型の水中時計には、時刻や経過時間に加えて、深度の時間変化を記録できるものがあります。

選択肢2

選択肢2は正しい説明です。さがり綱は潜降・浮上の基準となるため、丈夫で水や日光に耐えるロープを用い、扱いやすさと強度を備えた太さ1~2 cm程度のものを使います。

選択肢3

選択肢3は正しい説明です。全面マスク式で用いるドライスーツにはブーツ一体型があり、この型では別の潜水靴を必要としません。

選択肢4

選択肢4は正しい説明です。オープンヒル型の足ヒレは爪先をポケットに入れ、踵をストラップで固定するため、ブーツの上から装着できます。

周辺知識

潜水装備は方式によって目的が違います。足ヒレは推進、潜水靴は足の保護と海底での安定、ウェイトは浮力調整、さがり綱は深度と浮上経路の管理を担います。装備は単に軽い方がよいのではなく、浮力、抵抗、作業姿勢を含めて選びます。