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関係法令

潜水士 令和6年 1月~6月実施分 関係法令 問38

問題・正答・学習用解説

問題

再圧室に関し、法令上、誤っているものは次のうちどれか。

選択肢

  1. (1)
    その日の再圧室の使用を開始する前に、送気設備等の作動状況について点検し、異常を認めたときは、直ちに補修し、又は取り替えなければならない。
  2. (2)
    再圧室を使用し、加圧を行うときは純酸素を使用しなければならない。
  3. (3)
    再圧室を使用するときは、出入りに必要な場合を除き、主室と副室との間の扉を閉じ、かつ、それぞれの内部の圧力を等しく保たなければならない。
  4. (4)
    再圧室を使用するときは、再圧室の操作を行う者に加圧及び減圧の状態その他異常の有無について常時監視させなければならない。
  5. (5)
    再圧室を使用したときは、その都度、加圧及び減圧の状況を記録した書類を作成しておかなければならない。

正答と解説

正答:(2)

正答の考え方

正解は選択肢2です。再圧室を加圧するときは、純酸素を使用してはなりません。高圧の純酸素環境は可燃物を極めて燃えやすくし、火災・爆発と酸素中毒の危険を大きくするためです。

各選択肢の解説

選択肢1

選択肢1は法令上正しい記述です。その日の使用開始前に送気・排気設備、通話装置、警報装置の作動を点検し、異常があれば直ちに補修または交換します。

選択肢3

選択肢3は法令上正しい記述です。人の出入りに必要な場合以外は主室・副室間の扉を閉め、両室の圧力を等しく保ちます。

選択肢4

選択肢4は法令上正しい記述です。再圧室の操作者は、加圧・減圧の状態とその他の異常の有無を常時監視します。

選択肢5

選択肢5は法令上正しい記述です。使用の都度、加圧・減圧の状況を記録した書類を作成し、法令上5年間保存します。

周辺知識

再圧治療で患者に高濃度酸素を吸わせる場合でも、専用マスクなど閉じた呼吸系で管理し、室内全体を純酸素で加圧することとは別です。再圧室では発火源・可燃物の持込みを防ぎ、通信・監視・記録を切らしません。