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高気圧障害

潜水士 令和4年 7月~12月実施分 高気圧障害 問22

問題・正答・学習用解説

問題

人体の神経系に関し、誤っているものは次のうちどれか。

選択肢

  1. (1)
    末梢神経は、体性神経と自律神経に分類される。
  2. (2)
    脳神経は、脳から直接出る12対の末梢神経である。
  3. (3)
    自律神経は、交感神経と副交感神経に分類される。
  4. (4)
    交感神経は主として夜になると働きが活発になり、副交感神経は昼になると働きが活発になる。
  5. (5)
    人体の機能は、交感神経と副交感神経の二重支配による調節と平衡の上に成り立っている。

正答と解説

正答:(4)

正答の考え方

正解は選択肢4です。交感神経と副交感神経は昼夜だけで切り替わるものではありません。交感神経は運動・緊張・危険への対応時に優位となり、副交感神経は休息・消化時に優位となって、状況に応じて臓器を調節します。

各選択肢の解説

選択肢1

選択肢1は正しい記述です。末梢神経系は、意識的な運動や感覚を担う体性神経と、内臓機能を調節する自律神経に大別されます。

選択肢2

選択肢2は正しい記述です。脳神経は脳から出入りする12対の末梢神経で、嗅覚、視覚、眼球運動、顔面運動などを担います。

選択肢3

選択肢3は正しい記述です。自律神経系には交感神経と副交感神経があり、多くの臓器へ相反する作用を及ぼします。

選択肢5

選択肢5は正しい記述です。たとえば心臓では交感神経が拍動を速め、副交感神経が遅くすることで、必要な循環量を保ちます。

周辺知識

潜水では冷水、緊張、運動などで交感神経が働く一方、顔を冷水に浸す反射では副交感神経を介して心拍数が下がることがあります。神経の二重支配は時刻よりも身体の状態に応じて変化します。