高気圧障害
潜水士 令和4年 7月~12月実施分 高気圧障害 問23
問題・正答・学習用解説
問題
下の図は、人体の血液循環の経路の一部を模式的に表したものであるが、図中の血管A及びBとそれぞれを流れる血液の特徴に関し、(1)~(5)のうち正しいものはどれか。
選択肢
正答と解説
正答:(4)
正答の考え方
正解は選択肢4です。図のAは右心室から肺へ向かう肺動脈、Bは左心室から全身へ向かう大動脈です。どちらも心臓から出るため動脈で、肺で酸素を受け取った後の血液が流れるBの方がAより酸素を多く含みます。
各選択肢の解説
選択肢1
選択肢1はBを静脈としている点と、Aの方が酸素を多く含むとしている点が誤りです。Bは酸素の多い血液を全身へ送る大動脈です。
選択肢2
選択肢2は酸素量の大小は合っていますが、Bは静脈ではなく動脈です。動脈・静脈は酸素量ではなく心臓から出るか戻るかで区別します。
選択肢3
選択肢3はAを静脈としている点と、Aの方が酸素を多く含むとしている点が誤りです。Aは酸素の少ない血液を肺へ送る肺動脈です。
選択肢5
選択肢5はA、Bをともに静脈としている点が誤りで、酸素量の関係も逆です。両方とも心臓から出る動脈です。
周辺知識
肺循環は右心室→肺動脈→肺→肺静脈→左心房、体循環は左心室→大動脈→全身→大静脈→右心房です。肺動脈は酸素が少なく、肺静脈は酸素が多いという例外を覚えると、名称と酸素量を混同しません。