関係法令
潜水士 令和3年 7月~12月実施分 関係法令 問31
問題・正答・学習用解説
問題
空気圧縮機により送気する場合の設備に関し、法令上、誤っているものは次のうちどれか。選択肢
正答と解説
正答:(2)
正答の考え方
正解は選択肢2です。予備空気槽内の圧力は、常時、最高の潜水深度における圧力の1.5倍以上でなければなりません。最高深度に相当する圧力と同じ値では不足するため、1.5倍という安全余裕を欠いたこの記述が誤りです。
各選択肢の解説
選択肢1
選択肢1は法令どおりです。空気圧縮機から送気するときは、各潜水作業者の呼吸や深度に応じて送気を調節できるよう、潜水作業者ごとに調節用空気槽を設けます。
選択肢3
選択肢3は法令どおりです。調節用空気槽自体が、圧力と内容積について予備空気槽の基準を満たす場合は、一つの空気槽が両方の機能を果たせるため別の予備空気槽は不要です。
選択肢4
選択肢4は法令どおりです。必要な圧力と内容積の基準を満たす予備ボンベを潜水作業者に携行させれば、主送気停止時の呼吸ガスを確保できるため予備空気槽を省略できます。
選択肢5
選択肢5は法令どおりです。応需送気で圧力調整器を使う場合は圧力計、定量送気など圧力調整器を使わない場合は流量計を設け、潜水者への送気状態を監視します。
周辺知識
予備空気槽は主コンプレッサー停止後も安全に浮上する時間を確保する設備です。法定基準は圧力だけでなく内容積にもあり、調節用空気槽又は携行予備ボンベで代用する場合も同じ基準を満たす必要があります。始業前に圧力、弁、配管、切替手順を確認します。