送気、潜降及び浮上
潜水士 令和3年 7月~12月実施分 送気、潜降及び浮上 問11
問題・正答・学習用解説
問題
ヘルメット式潜水の送気系統を示した下の図において、AからCの設備の名称の組合せとして、正しいものは(1)~(5)のうちどれか。
| A | B | C | |
|---|---|---|---|
| 1 | コンプレッサー | 調節用空気槽 | 予備空気槽 |
| 2 | コンプレッサー | 調節用空気槽 | 空気清浄装置 |
| 3 | コンプレッサー | 予備空気槽 | 調節用空気槽 |
| 4 | 調節用空気槽 | 予備空気槽 | 空気清浄装置 |
| 5 | 調節用空気槽 | 空気清浄装置 | 予備空気槽 |
選択肢
正答と解説
正答:(2)
正答の考え方
正解は選択肢2です。図のAは空気を圧縮して送り出すコンプレッサー、Bは圧力の脈動を抑えて送気を安定させる調節用空気槽、Cは油分や水分などを取り除く空気清浄装置です。したがってA、B、Cの組合せがすべて一致します。
各選択肢の解説
選択肢1
選択肢1はAのコンプレッサーとBの調節用空気槽は合っていますが、Cが誤りです。Cは送気管の途中で空気を浄化する空気清浄装置で、非常時用の予備空気槽ではありません。
選択肢3
選択肢3はAだけが合っています。Bは予備空気槽ではなく調節用空気槽で、Cは調節用空気槽ではなく空気清浄装置です。図ではBに圧力計やドレン部が描かれています。
選択肢4
選択肢4はCの空気清浄装置だけが合っています。Aは動力で空気を圧縮するコンプレッサー、Bは送気圧を安定させる調節用空気槽なので、AとBの名称が一致しません。
選択肢5
選択肢5は三つとも一致しません。Aはコンプレッサー、Bは調節用空気槽、Cは空気清浄装置です。図のCは送気空気を浄化する装置であり、事故時の空気を確保する予備空気槽ではありません。
周辺知識
標準的な主送気の流れは、清浄な場所からストレーナーを通して吸気し、コンプレッサーで圧縮し、調節用空気槽で脈動を抑えた後、空気清浄装置を通して潜水者へ送るものです。事故時の空気は、予備空気槽のほか、所定要件を満たす調節用空気槽又は携行する予備ボンベによって確保できるため、必ずしも別系統の空気槽に限りません。