潜水業務
潜水士 令和3年 1月~6月実施分 潜水業務 問2
問題・正答・学習用解説
問題
大気圧下で1Lの空気は、水深20mでは約何Lになるか。選択肢
正答と解説
正答:(2)
正答の考え方
正解は選択肢2です。水深20 mでは、水圧0.2 MPaに大気圧0.1 MPaを加えた絶対圧力は約0.3 MPaです。温度一定としてボイルの法則P₁V₁=P₂V₂を使うと、V₂=0.1×1÷0.3=1/3 Lとなります。
各選択肢の解説
選択肢1
選択肢1の1/2 Lは、絶対圧力が地上の2倍となる水深約10 mでの体積です。水深20 mでは絶対圧力が約3倍なので、体積は地上の約3分の1です。
選択肢3
選択肢3の1/4 Lになるのは絶対圧力が地上の約4倍の場合です。水深20 mの絶対圧力は約0.3 MPa、地上の約3倍なので条件と合いません。
選択肢4
選択肢4の1/5 Lは圧力比を5倍とした値です。水圧だけでなく大気圧を加えても、水深20 mの絶対圧力は地上の約3倍にとどまります。
選択肢5
選択肢5の1/6 Lは圧力比を6倍とした値で、深度を大きく見積もっています。ボイルの法則へ絶対圧力0.1 MPaと0.3 MPaを代入します。
周辺知識
海水ではおおむね水深10 m増すごとに圧力が1気圧分増えます。地上を1気圧とすると、10 mで2気圧、20 mで3気圧です。逆に浮上すると気体は膨張するため、息を止めた浮上は肺の過膨張を招き危険です。