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潜水業務

潜水士 令和6年 1月~6月実施分 潜水業務 問6

問題・正答・学習用解説

問題

潜水の種類及び方式に関し、誤っているものは次のうちどれか。

選択肢

  1. (1)
    硬式潜水は、潜水者が潜水深度に応じた水圧を直接受けて潜水する方法で、送気方法により送気式と自給気式に分類される。
  2. (2)
    送気式潜水は、一般に、船上のコンプレッサーなどによって送気を行う潜水で、比較的長時間の水中作業が可能である。
  3. (3)
    自給気式潜水で一般的に使用されている潜水器は、開放回路型スクーバ式潜水器である。
  4. (4)
    全面マスク式潜水は、応需送気式の潜水で、顔面全体を覆うマスクにデマンド式潜水器を組み合わせた潜水器が使用される。
  5. (5)
    全面マスク式潜水は、水中電話の使用が可能である。

正答と解説

正答:(1)

正答の考え方

正解は選択肢1です。硬式潜水は耐圧殻の中をほぼ大気圧に保ち、潜水者の身体が深度に応じた周囲水圧を直接受けない方式です。水圧を直接受けるのは軟式潜水であり、送気式・自給気式という分類も主に軟式潜水の給気方法によるものです。

各選択肢の解説

選択肢2

選択肢2は正しい記述です。送気式潜水は船上などのコンプレッサーからホースで連続的に空気を受けるため、携行ボンベの容量だけに制限されず、比較的長時間作業できます。

選択肢3

選択肢3は正しい記述です。一般的なスクーバは開放回路型で、ボンベから吸った呼吸ガスを再利用せず、呼気を気泡として水中へ放出します。

選択肢4

選択肢4は正しい記述です。全面マスク式では、潜水者が吸うときに作動するデマンド式のレギュレーターから、口鼻部へ必要量の空気が供給されます。

選択肢5

選択肢5は正しい記述です。全面マスクは口がマウスピースで塞がれないため通話装置を組み込みやすく、水上との水中電話による連絡が可能です。

周辺知識

潜水方式は、身体が周囲圧を受ける「軟式」と、耐圧殻で大気圧に近い環境を保つ「硬式」に大別します。軟式のうち、ボンベを携行するスクーバは自給気式、船上からホースで受けるヘルメット式・全面マスク式は送気式です。