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送気、潜降及び浮上

潜水士 令和5年 7月~12月実施分 送気、潜降及び浮上 問18

問題・正答・学習用解説

問題

スクーバ式潜水に用いられるボンベ、圧力調整器(レギュレーター)などに関し、誤っているものは次のうちどれか。

選択肢

  1. (1)
    スクーバ式潜水で用いるボンベは、一般に、内容積4~18Lで、圧力150~200MPaの高圧空気が充塡されている。
  2. (2)
    ボンベには、水が浸入することを防ぐため、使用後も1MPa程度の空気を残しておく。
  3. (3)
    ボンベへの圧力調整器の取付けは、ファーストステージ(第1段減圧部)のヨークをボンベのバルブ上部にはめ込んで、ヨークスクリューで固定する。
  4. (4)
    残圧計の内部には高圧がかかっているので、表示部の針は顔を近づけないで斜めに見るようにする。
  5. (5)
    ボンベには、クロムモリブデン鋼などの鋼合金で製造されたスチールボンベと、アルミ合金で製造されたアルミボンベがある。

正答と解説

正答:(1)

正答の考え方

正解は選択肢1です。誤りはボンベ圧力の桁です。スクーバ用ボンベには一般に約15~20 MPa、代表的には19.6 MPa程度の高圧空気を充塡します。150~200 MPaでは約10倍も高すぎます。

各選択肢の解説

選択肢2

選択肢2は正しい記述です。使用後も約1 MPaの残圧を保つと、弁から水や湿った外気が入り込むのを防ぎ、内部腐食を抑えられます。

選択肢3

選択肢3は正しい記述です。ヨーク式ではファーストステージのヨークをバルブへ掛け、シール面を合わせてヨークスクリューで固定します。

選択肢4

選択肢4は正しい記述です。残圧計と高圧ホースにはボンベ圧がかかるため、破損時に正面へ部品が飛ぶ危険を避け、顔を近づけず斜めから確認します。

選択肢5

選択肢5は正しい記述です。スクーバ用容器にはクロムモリブデン鋼などのスチール製とアルミニウム合金製があり、浮力特性や腐食の注意点が異なります。

周辺知識

圧力の単位は桁を必ず確認します。20 MPaは約200 barで、一般的なスクーバボンベの範囲です。バルブを開くときはゆっくり操作し、接続部と残圧計の正面に顔を置きません。