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送気、潜降及び浮上

潜水士 令和5年 1月~6月実施分 送気、潜降及び浮上 問18

問題・正答・学習用解説

問題

スクーバ式潜水に用いられるボンベ、圧力調整器(レギュレーター)などに関し、誤っているものは次のうちどれか。

選択肢

  1. (1)
    ボンベには、クロムモリブデン鋼などの鋼合金で製造されたスチールボンベと、アルミ合金で製造されたアルミボンベがある。
  2. (2)
    ボンベへの圧力調整器の取付けは、ファーストステージ(第1段減圧部)のヨークをボンベのバルブ上部にはめ込んで、ヨークスクリューで固定する。
  3. (3)
    残圧計の内部には高圧がかかっているので、表示部の針は顔を近づけないで斜めに見るようにする。
  4. (4)
    圧力調整器は、潜水後、ボンベから取り外し、ファーストステージのキャップを外したまま真水に浸け、水中でセカンドステージのパージボタンを押して、内部まできれいに洗い流す。
  5. (5)
    ボンベには、水が浸入することを防ぐため、使用後も1MPa程度の空気を残しておく。

正答と解説

正答:(4)

正答の考え方

正解は選択肢4です。圧力調整器を洗うときは、ファーストステージの防じんキャップを確実に取り付け、水が高圧入口から内部へ入らないようにします。キャップを外したまま水に浸け、無加圧でパージボタンを押すと内部へ水が入り、腐食や作動不良の原因になります。

各選択肢の解説

選択肢1

選択肢1は正しい説明です。潜水用ボンベには、クロムモリブデン鋼などを用いたスチール製と、アルミニウム合金製があります。材質によって重量や浮力特性が異なります。

選択肢2

選択肢2は正しい説明です。ヨーク式では、ファーストステージのヨークをボンベバルブへかぶせ、ヨークスクリューを締めてOリング部分を密着させます。取付前にOリングと接続面も確認します。

選択肢3

選択肢3は正しい説明です。残圧計と高圧ホースにはボンベの高圧がかかるため、破損時に正面へ部品や空気が飛ぶ危険を避け、顔を近づけず斜めから表示を確認します。

選択肢5

選択肢5は正しい説明です。使用後もボンベ内を約1 MPaの正圧に保つと、バルブから水分が侵入しにくくなり、内部腐食を防げます。完全に空にしないことが大切です。

周辺知識

レギュレーターの洗浄では、防じんキャップを閉じ、低圧の流水で外側の塩分や汚れを落とし、陰干しします。無加圧でパージボタンを押すと弁が開き、水が内部へ入り得ます。ボンベは高温、衝撃、転倒を避け、残圧と検査期限を確認して扱います。