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潜水業務

潜水士 令和3年 7月~12月実施分 潜水業務 問6

問題・正答・学習用解説

問題

潜水の種類及び方式に関し、正しいものは次のうちどれか。

選択肢

  1. (1)
    硬式潜水は、潜水作業者が潜水深度に応じた水圧を直接受けて潜水する方法で、送気方法により送気式と自給気式に分類される。
  2. (2)
    ヘルメット式潜水は、金属製のヘルメットとゴム製の潜水服により構成された潜水器を使用し、操作は比較的簡単で、複雑な浮力調整が必要ない。
  3. (3)
    ヘルメット式潜水は、定量送気式の潜水で、一般に船上のコンプレッサーによって送気し、比較的長時間の水中作業が可能である。
  4. (4)
    自給気式潜水で最も多く用いられている潜水器は、閉鎖循環式潜水器である。
  5. (5)
    全面マスク式潜水は、ヘルメット式潜水器を小型化した潜水器を使用し、空気消費量が少ない定量送気式の潜水である。

正答と解説

正答:(3)

正答の考え方

正解は選択肢3です。ヘルメット式潜水は、船上のコンプレッサーなどから一定量の空気を連続して送る定量送気式です。呼吸ガスを水面から供給できるため、ボンベだけで潜るスクーバ式より長時間の水中作業に向きます。

各選択肢の解説

選択肢1

選択肢1は誤りです。硬式潜水は耐圧殻で潜水者を周囲の水圧から隔離し、内部をほぼ大気圧に保つ方式です。水圧を直接受ける軟式潜水の説明ではありません。

選択肢2

選択肢2は誤りです。ヘルメット式は送気量と潜水服内の空気量を調節して浮力を保つ必要があり、操作が単純で複雑な浮力調整を要しないとはいえません。

選択肢4

選択肢4は誤りです。一般的なスクーバは、吐いた息を水中へ放出する開放回路式です。閉鎖・半閉鎖回路式は特殊用途で使われますが、最も多い方式ではありません。

選択肢5

選択肢5は誤りです。全面マスク式は潜水者が吸うときに必要量を供給する応需送気式で、常時一定量を流す定量送気式ではありません。

周辺知識

潜水方式は、呼吸ガスの供給源で水面から送る送気式と、ボンベを携行する自給気式に分けられます。また、定量送気式は空気を連続送気し、応需送気式は吸気時に供給します。方式ごとの送気停止対策と浮力操作を理解することが安全の基本です。