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送気、潜降及び浮上

潜水士 令和3年 1月~6月実施分 送気、潜降及び浮上 問13

問題・正答・学習用解説

問題

送気業務に必要な設備に関し、誤っているものは次のうちどれか。

選択肢

  1. (1)
    流量計は、空気清浄装置と送気ホースの間に取り付けて、潜水作業者に適量の空気が送気されていることを確認する計器である。
  2. (2)
    流量計には、特定の送気圧力による流量が目盛られており、その圧力以外で送気するには換算が必要である。
  3. (3)
    送気ホースは、始業前に、ホースの最先端を閉じ、最大使用圧力以上の圧力をかけて、耐圧性と空気漏れの有無を点検・確認する。
  4. (4)
    潜水前には、予備空気槽の圧力がその日の最高潜水深度の圧力の1.5倍以上となっていることを確認する。
  5. (5)
    フェルトを使用した空気清浄装置は、潜水作業者に送る圧縮空気に含まれる水分と油分のほか、二酸化炭素と一酸化炭素を除去する。

正答と解説

正答:(5)

正答の考え方

正解は選択肢5です。フェルトは圧縮空気中の液滴状の水分や油分などを捕集できますが、気体として混入した二酸化炭素や一酸化炭素を除去できません。特に一酸化炭素は吸気口を排気源から離して混入自体を防ぐ必要があります。

各選択肢の解説

選択肢1

選択肢1は正しい記述です。流量計を清浄装置と送気ホースの間に置くことで、清浄化された空気が潜水者へ必要量送られているかを水上で確認できます。

選択肢2

選択肢2は正しい記述です。流量計の目盛は所定の送気圧力を前提にしているため、圧力が変われば気体密度も変わり、指示値を換算して実流量を求めます。

選択肢3

選択肢3は正しい記述です。始業前にホース先端を閉じて最大使用圧力以上を加え、膨れ、損傷、継手からの漏れがないかを確認します。

選択肢4

選択肢4は正しい記述です。予備空気槽は、その日の最高潜水深度における圧力の1.5倍以上の圧力を確保し、主送気停止時の浮上時間を支えます。

周辺知識

圧縮空気の汚染対策は、入口で防ぐ、途中で分離する、末端で量と質を確認する、の三段階です。吸気口を排気ガスや粉じんから離し、空気槽と清浄装置で凝縮水・油分を処理し、流量計と定期点検で安全な送気を維持します。