本文へ移動
過去問を解く

電気通信主任技術者 学習ガイド 07

電気通信主任技術者の試験科目3科目の違いと学ぶ順番を初心者向けに整理

試験は、選んだ試験種別ごとに3科目あります。「電気通信システム」と「法規」は伝送交換・線路に共通し、専門の「設備及び設備管理」だけが分かれます。科目名を暗記するより、基礎・専門・ルールという役割で理解しましょう。

3科目一つの試験種別
100点システムの満点
150点専門設備の満点
100点法規の満点

30秒で分かる結論

試験科目と出題範囲のポイント

結論

3科目は、通信の土台を問う電気通信システム、専門設備と管理を問う設備及び設備管理、仕事で守る法律を問う法規です。伝送交換は伝送交換設備、線路は線路設備の専門科目を受験します。

試験は、選んだ試験種別ごとに3科目あります。「電気通信システム」と「法規」は伝送交換・線路に共通し、専門の「設備及び設備管理」だけが分かれます。科目名を暗記するより、基礎・専門・ルールという役割で理解しましょう。

THREE SUBJECTS

基礎・専門・ルールの三層で考える

電気通信システムは、電気回路、電子回路、論理回路、伝送の基本、電話やデータ通信の仕組みなどを扱います。専門科目を理解するための土台で、計算問題もあります。まず単位と基本公式を、図の意味と一緒に理解することが重要です。

設備及び設備管理は、実際のネットワーク設備と、その信頼性・安全性を守る管理方法を扱います。法規は、電気通信事業法、有線電気通信法、電波法、不正アクセス禁止法、電子署名法、国際電気通信の基本ルールを扱います。法律の文章は「誰が・何を・いつまでに」の形へ分解すると読みやすくなります。

科目ごとの役割

科目ごとの役割
科目主な内容学び方の入口
電気通信システム電気・電子・通信工学の基礎、通信システムの大要公式の意味を図で理解する
設備及び設備管理各設備、品質、信頼性、安全、セキュリティ、管理信号や作業の流れで整理する
法規通信に関係する法律・命令・条約主体・条件・期限を分ける

SPECIALTY

専門設備科目は伝送交換と線路で異なる

伝送交換設備及び設備管理では、光伝送、デジタル伝送、交換、IP(アイピー、Internet Protocol)ネットワーク、無線、サーバ、ソフトウェア、電源、セキュリティ、設備の信頼性などが出題されます。IPはデータを宛先まで届ける基本ルールです。アルファベット略語が多いため、正式名称・日本語の意味・役割を一組にして覚えます。

線路設備及び設備管理では、光ファイバ、通信ケーブル、接続、測定、地下管路、マンホール、電柱、施工、保守、防災、セキュリティなどが中心です。材料や構造の名前は、断面図と用途を結び付けると記憶に残ります。

伝送交換

情報を処理・中継する設備

装置、信号、ネットワーク、ソフトウェアを中心に、安定運用の管理まで学びます。

線路

情報を運ぶ物理的な経路

ケーブルと構造物を中心に、設計・施工・測定・保守まで学びます。

共通

システムと法規

どちらの監督にも必要な工学基礎とルールを同じ科目で学びます。

STUDY ORDER

初心者は科目を完全に分離しない

最初に電気通信システムで信号・回路・伝送の基礎を学び、その知識が専門設備のどこで使われるか確認します。たとえばデシベルの計算は、光ファイバや無線の損失を考えるときにも登場します。

法規は最後に丸暗記するのではなく、設備の目的と一緒に少しずつ進めます。技術基準がなぜ必要かを事故や利用者保護と結び付けると、条文の意味を理解しやすくなります。

  • 基礎公式は単位と図をセットにする
  • 専門用語は略称・正式名称・役割で覚える
  • 設備管理は事故の原因と対策を結ぶ
  • 法規は主体・条件・期限・義務へ分解する

ACTION

理解を次の行動へつなげる4ステップ

  1. 1
    上の3科目表で出題範囲を一覧する

    電気通信システム、選択した設備及び設備管理、法規を見渡し、知っている分野と初めて見る分野を分けます。

  2. 2
    基礎科目を一周する

    電気、論理、伝送、通信システムの土台を作ります。

  3. 3
    専門設備へつなげる

    計算式や原理が、交換機・無線設備・光ファイバ・ケーブルのどこで使われるか確認します。

  4. 4
    法規を並行して反復する

    短時間でも毎週触れ、似た数字や義務を比較します。

実際の問題で理解を確認令和3〜7年度の全10回から、受験する試験種別と科目に合わせて問題を選べます。
過去問を選んで解く

CAUTION

避けたい3つの失敗

01

4科目すべて受験すると思う

専門設備は伝送交換か線路の一方を選び、共通2科目と合わせて3科目です。

02

略語だけを丸暗記する

正式名称、日本語の意味、設備のどこで何をするかまで結び付けます。

03

法規を直前まで残す

範囲が広く似た表現も多いため、早い時期から少量ずつ反復します。

FAQ

試験科目と出題範囲についてよくある質問

試験科目はいくつですか?

選んだ試験種別につき3科目です。電気通信システム、伝送交換または線路の設備及び設備管理、法規を受験します。

伝送交換と線路で同じ問題がありますか?

電気通信システムと法規は共通です。専門の設備及び設備管理は別の問題です。

どの科目から勉強すればよいですか?

初心者は電気通信システムの基礎から始め、並行して法規へ少しずつ触れ、基礎が専門設備のどこに使われるか確認する方法がおすすめです。

公式情報・最終確認日

試験制度・数値は2026年9月3日に公式情報で確認しました。勉強時間、学習順、得点目標、仕事への活かし方は資格ナビ編集部による学習上の目安で、合格・就職・待遇を保証するものではありません。

日本データ通信協会「電気通信主任技術者とは」(新しいタブで開く)日本データ通信協会「試験科目と出題範囲」(新しいタブで開く)日本データ通信協会「合格基準及び試験問題・正答の公表」(新しいタブで開く)総務省「電気通信主任技術者スキル標準 第2版」(新しいタブで開く)

RELATED GUIDES

試験科目と出題範囲と一緒に読むと、試験制度や学習内容をつなげて理解できます。
25テーマの一覧を見る

NEXT STEP

理解したら、次の記事か過去問へ

用語・仕組み・問題を往復し、知らない言葉を一つずつ減らしましょう。