関係法令
潜水士 令和6年 7月~12月実施分 関係法令 問33
問題・正答・学習用解説
問題
潜水業務従事者に圧力調整器を使用させない潜水方式の場合、大気圧下で送気量が毎分240Lの空気圧縮機を用いて送気するとき、法令上、潜水できる最高の水深に最も近いものは、次のうちどれか。選択肢
正答と解説
正答:(4)
正答の考え方
正解は選択肢4です。圧力調整器を使わない場合、深度Dで毎分60L以上が必要です。大気圧下240L/minの空気は深度Dで 240÷(D÷10+1)L/min となるので、60=240÷(D÷10+1)を解くと D=30mです。
各選択肢の解説
選択肢1
選択肢1は15mですが、深度圧力下の送気量は240÷2.5=96L/minで、60L/minを上回ります。潜水は可能でも最高深度ではありません。
選択肢2
選択肢2は20mですが、送気量は240÷3=80L/minです。まだ法定最低量60L/minを上回るため、さらに深く潜れます。
選択肢3
選択肢3は25mですが、送気量は240÷3.5=約68.6L/minです。最低量を上回るので、最高深度は25mより深くなります。
選択肢5
選択肢5は35mですが、送気量は240÷4.5=約53.3L/minとなり、必要な毎分60Lを下回るため潜水できません。
周辺知識
地上での吐出量を水中での量に直すには、ボイルの法則を使います。深度D mの絶対圧は概算でD÷10+1気圧なので、水中送気量=地上送気量÷(D÷10+1)です。圧力調整器なしは毎分60L以上、ありはその深度で毎分40L以上を送れる能力が基準です。