潜水業務
潜水士 令和6年 7月~12月実施分 潜水業務 問2
問題・正答・学習用解説
問題
質量が400gのおもりを下の図のようにばね秤に糸でつるし、水に浸けたとき、ばね秤の示す数値は350gであった。このおもりの体積は約何cm3か。
選択肢
- (1)
50cm3 - (2)
88cm3 - (3)
114cm3 - (4)
350cm3 - (5)
750cm3
正答と解説
正答:(1)
正答の考え方
正解は選択肢1です。空気中で400g、水中で350gを示すので、浮力に相当する差は50g重です。水の密度を約1g/cm3とすると、押しのけた水50gの体積は50cm3で、おもりの体積も約50cm3です。 各選択肢の解説
選択肢2
選択肢2は、88cm3ではありません。体積は400gと350gの比ではなく、両者の差50gから浮力を求めて計算します。 選択肢3
選択肢3は、114cm3ではありません。400÷3.5のように秤の値で割る根拠はなく、アルキメデスの原理では見掛けの質量の減少量を使います。 選択肢4
選択肢4は、350cm3ではありません。350gは水中でばね秤が示した見掛けの質量であり、押しのけた水の質量ではありません。 選択肢5
選択肢5は、750cm3ではありません。空気中と水中の値を足すのではなく、差の50gが浮力に対応します。 周辺知識
アルキメデスの原理では、物体が受ける浮力は押しのけた液体の重さに等しくなります。水では密度を約1g/cm3とみなせるため、「空気中の秤の値-水中の秤の値」のg数が、そのままおよその体積cm3になります。