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送気、潜降及び浮上

潜水士 令和5年 7月~12月実施分 送気、潜降及び浮上 問20

問題・正答・学習用解説

問題

潜水業務に必要な器具に関し、誤っているものは次のうちどれか。

選択肢

  1. (1)
    水深計は、2本の指針のうち1本は現在の水深を、他の1本は潜水中の最大深度を表示するものが便利である。
  2. (2)
    さがり綱(潜降索)は、丈夫で耐候性のある素材で作られたロープで、1~2cm程度の太さのものとし、水深を示す目印として3mごとにマークを付ける。
  3. (3)
    全面マスク式潜水で使用するウエットスーツは、ブーツと一体となっており、潜水靴を必要としない。
  4. (4)
    スクーバ式潜水でボンベを固定するハーネスは、バックパック、ナイロンベルト及びベルトバックルで構成される。
  5. (5)
    水中ナイフは、漁網が絡みつき、身体が拘束されてしまった場合の脱出などのために必要である。

正答と解説

正答:(3)

正答の考え方

正解は選択肢3です。ブーツと一体になっていて別の潜水靴を必要としない構造は、主に全面マスク式で使うドライスーツです。ウエットスーツは水を薄く保持して保温する衣服で、通常は別にブーツや潜水靴を装着します。

各選択肢の解説

選択肢1

選択肢1は正しい記述です。現在深度用の指針に加えて最大深度を保持する指針がある水深計は、潜水後の最大圧力ばく露を確認できます。

選択肢2

選択肢2は正しい記述です。さがり綱には耐候性と強度のある直径1~2 cm程度のロープを使い、法令上3 mごとの深度表示を付けます。

選択肢4

選択肢4は正しい記述です。ボンベ用ハーネスは背中へ当てるバックパック、固定用ナイロンベルト、着脱するバックルなどで構成されます。

選択肢5

選択肢5は正しい記述です。水中ナイフは攻撃用ではなく、網、釣り糸、ロープに絡まったとき自力で切断・脱出するための安全器具です。

周辺知識

ウエットスーツは内部へ入った少量の水を体温で温め、ネオプレンの気泡で断熱します。ドライスーツは水を遮断し、内部の空気と保温衣で断熱しますが、空気の膨張・収縮を浮力調整する必要があります。