潜水業務
潜水士 令和4年 1月~6月実施分 潜水業務 問2
問題・正答・学習用解説
問題
体積50cm3 で質量が400gのおもりを下の図のようにばね秤に糸でつるし、水に浸けたとき、ばね秤の示す数値に最も近いものは次のうちどれか。
選択肢
- (1)
325g
- (2)
350g
- (3)
375g
- (4)
400g
- (5)
450g
正答と解説
正答:(2)
正答の考え方
正解は選択肢2です。水の密度を1g/cm3とすると、体積50cm3のおもりが押しのける水は50×1=50gで、これに相当する浮力が働きます。ばね秤の示す見掛けの重さは400−50=350gです。 各選択肢の解説
選択肢1
選択肢1の325gでは、浮力を75g分と見積もったことになります。体積50cm3が排除する水の質量は50gなので、差し引き過ぎです。 選択肢3
選択肢3の375gでは、浮力を25g分とした計算です。完全に水へ浸した体積50cm3には、50gの水の重さに相当する浮力が働きます。 選択肢4
選択肢4の400gは空気中の重さのままで、浸水による上向きの浮力50g分を差し引いていません。
選択肢5
選択肢5の450gは空気中より50g大きくなっていますが、静水中の浮力は上向きに働くため、ばね秤の値は空気中より小さくなります。
周辺知識
完全に沈んだ物体の見掛けの重さは「実際の重さ-浮力」です。水では1cm3がおよそ1gなので、排除体積をcm3で表すと浮力に相当するグラム重をすぐ求められます。物体が底に触れたり、糸以外から力を受けたりしない条件も確認します。