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関係法令

潜水士 令和3年 7月~12月実施分 関係法令 問35

問題・正答・学習用解説

問題

送気式潜水による潜水業務における連絡員に関し、法令上、誤っているものは次のうちどれか。

選択肢

  1. (1)
    事業者は、連絡員を潜水作業者2人以下ごとに1人配置する。
  2. (2)
    連絡員は、潜水作業者への送気の調節を行うためのバルブ又はコックを操作する。
  3. (3)
    連絡員は、潜水作業者と連絡して、その者の潜降及び浮上を適正に行わせる。
  4. (4)
    連絡員は、送気設備の故障その他の事故により、潜水作業者に危険又は健康障害の生ずるおそれがあるときは、速やかに潜水作業者に連絡する。
  5. (5)
    連絡員は、ヘルメット式潜水器を用いて行う潜水業務にあっては、潜降直前に潜水作業者のヘルメットがかぶと台に結合されているかどうかを確認する。

正答と解説

正答:(2)

正答の考え方

正解は選択肢2です。連絡員は送気調節用のバルブ又はコックを自ら操作するのではなく、その操作業務に従事する者と連絡して、潜水作業者へ必要な量の空気を送らせます。バルブ操作は送気調節業務であり、連絡員の法定職務とは区別されます。

各選択肢の解説

選択肢1

選択肢1は法令どおりです。送気式潜水では潜水作業者2人以下ごとに連絡員1人を置き、一人が同時に監視・連絡する人数が過大にならないようにします。

選択肢3

選択肢3は法令どおりです。連絡員は水中の潜水作業者と信号索や通話装置で連絡し、潜降開始、深度、浮上開始などを確認して適正に潜降・浮上させます。

選択肢4

選択肢4は法令どおりです。送気設備の故障その他の事故により、潜水作業者に危険又は健康障害が生ずるおそれがあるとき、連絡員は速やかに潜水作業者へ連絡します。

選択肢5

選択肢5は法令どおりです。ヘルメット式では結合不良が浸水や脱落につながるため、連絡員は潜降直前にヘルメットとかぶと台が確実に結合されていることを確認します。

周辺知識

連絡員の法定職務は、潜水作業者の潜降・浮上を適正に行わせる連絡、送気調節者との連絡、事故時の速やかな連絡、ヘルメット式での潜降直前の結合確認です。潜水作業者2人以下ごとに1人を置きます。送気バルブの操作担当者には別途、送気調節業務の特別教育が必要です。