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送気、潜降及び浮上

潜水士 令和3年 7月~12月実施分 送気、潜降及び浮上 問19

問題・正答・学習用解説

問題

全面マスク式潜水の装備に関し、誤っているものは次のうちどれか。

選択肢

  1. (1)
    全面マスク式潜水では、送気ホースの緩み、外れなどにつながるおそれがあるので、足ヒレを用いてはならない。
  2. (2)
    混合ガス潜水に使われる全面マスク式潜水器には、バンドマスクタイプとヘルメットタイプがある。
  3. (3)
    全面マスク式潜水器のマスク内には、口と鼻を覆う口鼻マスクが取り付けられており、潜水作業者はこの口鼻マスクを介して給気を受ける。
  4. (4)
    全面マスク式潜水器には、全面マスクにスクーバ用のセカンドステージレギュレーターを取り付ける簡易なタイプがある。
  5. (5)
    全面マスク式潜水器は送気式潜水器であるが、小型のボンベを携行して潜水することがある。

正答と解説

正答:(1)

正答の考え方

正解は選択肢1です。全面マスク式でも足ヒレは使用でき、移動や姿勢保持に役立ちます。送気ホースの緩みや絡みを防ぐためのホース処理は必要ですが、それを理由に足ヒレを一律に禁止するものではないため、この記述が誤りです。

各選択肢の解説

選択肢2

選択肢2は正しい記述です。ヘリウムなどの混合ガスを用いる全面マスク式潜水器には、顔を覆うバンドマスク型と、頭部全体を覆うヘルメット型があります。

選択肢3

選択肢3は正しい記述です。口鼻マスクは吸気と呼気の空間を小さく分け、吐いた二酸化炭素を再び吸い込む死腔を減らして、呼吸ガスを確実に供給します。

選択肢4

選択肢4は正しい記述です。スクーバ用セカンドステージを全面マスクへ組み込んだ簡易型があり、顔全体を水から隔てながら吸気時にガスを供給します。

選択肢5

選択肢5は正しい記述です。水面から送気を受ける全面マスク式でも、主送気が止まったときに呼吸を続けて安全に浮上できるよう、小型の非常用ボンベを携行する場合があります。

周辺知識

全面マスク式は目・鼻・口を覆い、通話装置を組み込みやすく、通常は吸気時だけガスを供給する応需送気式です。送気ホースは生命線なので、身体への固定、折れ・摩耗・絡みの監視、非常用ボンベへの切替手順を潜水前に確認します。