目安
ITパスポートの勉強時間は30〜100時間
初学者は60〜100時間、IT・経営の基礎知識がある人は30〜60時間を目安に、最初の過去問結果で増減させましょう。
これは資格ナビが学習計画を作るために示す目安で、IPAの公式値ではありません。同じ初心者でも、用語を覚える速さや1週間に復習できる回数によって必要時間は変わります。「何時間やったか」より、3分野を偏りなく理解し、初見に近い問題でも根拠を持って選べるかを確認してください。
計画の前に
まず20〜30問を解いて現在地を測る
参考書を最初から読み切る前に、3分野が混ざった問題を解いてみましょう。正答率だけでなく、「知らない用語」「迷った問題」「計算に時間がかかった問題」を記録します。ここで見つかった弱点が、あなたの学習時間を決めます。
- 5割未満:基礎用語の理解から始め、2〜3か月を確保
- 5〜7割:苦手分野を特定し、1〜2か月で反復
- 7割以上:分野別の穴と時間配分を中心に仕上げる
期間別
1か月・2か月・3か月の学習プラン
| 期間 | 1日の目安 | 向いている人 | 進め方 |
|---|---|---|---|
| 1か月 | 90〜120分 | 基礎知識がある/時間を確保できる | 1週基礎、2週演習、1週総復習 |
| 2か月 | 45〜60分 | 多くの初学者・社会人 | 4週基礎、3週演習、1週仕上げ |
| 3か月 | 30〜45分 | 忙しい人/ITがまったく初めて | 6週基礎、4週演習、2週仕上げ |
毎日同じ時間を確保できなくても構いません。平日は短い用語学習、休日はまとまった過去問演習に分け、週の合計時間で管理します。
モデルプラン
初心者向け8週間スケジュール
- 11週目:全体像と診断
3分野の内容、試験形式、現在の正答率を確認します。
- 22〜3週目:ストラテジ系
企業活動・法務・経営戦略を、身近な会社の例と結び付けます。
- 34週目:マネジメント系
開発、プロジェクト、サービス管理の流れを押さえます。
- 45〜6週目:テクノロジ系
コンピュータ、ネットワーク、データベース、セキュリティを学びます。
- 57週目:分野横断の過去問
100問単位で解き、苦手分野と時間配分を確認します。
- 68週目:誤答だけを総復習
新しい教材を増やさず、迷った問題と弱点用語を固めます。
習慣化
1日30分なら「5分・20分・5分」
前日の復習
間違えた用語を3〜5個だけ確認します。
新しい学習・問題演習
テーマを一つに絞り、解説まで読みます。
誤答メモ
間違えた理由を一文で残します。
まとめて実戦演習
週に一度は複数分野を続けて解きます。
配分
3分野を出題数に合わせて学ぶ
公式案内では100問のうち、ストラテジ系35問程度、マネジメント系20問程度、テクノロジ系45問程度です。学習時間もおおむねこの比率を起点にし、診断で低かった分野へ追加配分します。各分野に基準点があるため、一分野を丸ごと捨てる計画は避けましょう。
- ストラテジ系
- 学習時間の約35%+弱点分
- マネジメント系
- 学習時間の約20%+弱点分
- テクノロジ系
- 学習時間の約45%+弱点分
出題分野・問題数はIPA「試験内容・出題範囲」で確認しています。
週1回
勉強時間ではなく「できること」で進捗確認
- 重要用語を自分の言葉で説明できる
- 正解だけでなく、誤りの選択肢の理由も分かる
- 3分野の正答率に大きな偏りがない
- 初見に近い100問を時間内に解ける
- 間違えた問題を翌週に解き直して正解できる
FAQ
勉強時間についてよくある質問
ITパスポートの勉強時間は何時間必要ですか?
資格ナビでは、初学者は60〜100時間、ITや経営の基礎知識がある人は30〜60時間を一つの目安としています。IPAが公式の必要時間を定めているわけではなく、最初の過去問結果で調整することが大切です。
IT初心者は何か月前から勉強すればよいですか?
1日30〜60分なら2〜3か月あると進めやすいでしょう。用語理解に時間がかかっても、復習期間を確保できます。
1か月でも合格を目指せますか?
毎日1.5〜2時間ほど確保でき、計画的に過去問と復習を進められるなら目指せます。忙しい日は短時間でも学習を継続しましょう。
毎日勉強した方がよいですか?
長時間を週末だけにまとめるより、短時間でも用語や問題に毎日触れる方が忘れにくくなります。週に1日は遅れを取り戻す予備日にすると続けやすいです。
勉強時間を増やしても点数が上がりません。
問題数だけでなく、誤答理由を確認してください。正解の暗記ではなく、各選択肢がなぜ正しい・誤りなのかを説明できるように復習します。
受験日はいつ決めるべきですか?
最初の過去問で現在地を確認し、必要期間を見積もってから予約すると現実的です。期限がある方は受験日から逆算して週ごとの目標を決めます。
公式情報・編集方針
試験時間・問題数・出題分野・合格基準は2026年8月17日にIPA公式情報で確認しました。必要勉強時間は個人差があるため、資格ナビ編集部の学習計画上の目安として掲載しています。
IPA「試験内容・出題範囲」 ↗